ズボラ番長が行く

丁寧な暮らしを送りたいのにぐーたらしちゃう主婦の日々

宮﨑あおいはやっぱりすごい女優だ。ドラマ「あにいもうと」で再認識!

★押忍★ズボラ番長です。もう新鮮味に欠けるけれど、

うっすら余韻に浸っているので、

テレビの話をします。

 

 

月曜日の夜、みなさんはテレビ見ましたか?

スペシャルドラマの「あにいもうと」か、

昨年公開の映画「昼顔」。

どっち見ました?(なぜ2択?)

 

 

番長は、「あにいもうと」に1票です。

普段、番長はめちゃくちゃチャンネルを変えるので

1つの番組を通してみることが少ないのですが、

珍しく最後まで見届けました。

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山田洋次脚本、石井ふく子プロデュースで、

「これぞ日本の家族ドラマ」というべき作品でした。

山田洋次さんは寅さんでおなじみ「男はつらいよ」の監督で

石井さんは元TBSの名物ドラマプロデューサーだよ。

番長的には言わずと知れた大物の二人ですが、

当ブログに遊びに来てくださる方の層が

わからないので、あえて説明してみました。

 

 

あにいもうと」は、室生犀星の同名小説が原作で、

兄と妹の複雑な情愛を描き

(イヤらしいやつではないよ、お互いを尊重しすぎるやつね)

家族の在り方を物語った内容です。

けんかっぱやいお兄ちゃんには大泉洋が(適役ね)

でこれまた気性の荒い妹を、宮﨑あおいが演じています。

 

 

今から45年以上前、

それこそ、男はつらいよの寅さんとサクラでおなじみ、

渥美清さんと倍賞千恵子さんが兄弟役を演じたそうです。

昭和好きな番長もさすがに知らなかった…。

 

 

 

今回、番長がもっとも感じたこと。

それは、

テレビドラマにはなかなか出演しない

宮﨑あおいさんが、何やらせても

憎いくらいうまく演じる女優だなーーーって

ことです。

 

 

プライベートでいろいろ言われているけど、

可愛い顔して、良いやさぐれ感出てた。

大泉洋さんとの取っ組み合いのケンカのシーンも

長回しなのにどんどん突っ込んでいく姿。

長距離トラック運転手役なのですが、

代役(スタント?)立てずに運転して

度肝ぬいたゼヨ。

 

 

珍しくジーンズはいて、

ちょっと行儀の悪い股の開き方や

ご飯の食べ方もサマになってて、

平成の女優でこんなカメレオン女優は

いないのではないでしょうか?

 

 

 

何やっても同じ芸風になる俳優が多いのが

現代の芸能界の傾向ですが、

この人は違うな~と。

プライベート、こと結婚については

ジャニファンからバッシング受けている感があるけど、

こんな名演見せつけられたら、

ぐうの音も出ないな。

たまにしかテレビドラマに出ないのは

なぜだか知りませんが、

彼女の価値を維持するためにも

良い選択だと思います。

(上から番長な意見ですいません)

 

 

あ、あと相手役の太賀もサイコー。

こういうフツーの役をもっとやってほしいです。

 

 

家族愛を描いたドラマって、

今じゃなかなか見られなくなりましたよね?

平成になってからは「渡る世間は鬼ばかり」とか

「ひとつ屋根の下」とかくらいしか浮かびません。

 

 

なぜ今、家族ドラマなの?

番長なりに考えました。

現代って、いろいろ「多様性」といわていますが、

家族の形も多様化したし、

むしろ分散型?になっていませんか。

 

 

多様化しすぎた現代社会では、

「フツー」を描きづらいのかもしれない。

だからこその

「フツー」のドラマを作ったのかもね。

 

 

ま、山田洋次さんも石井ふく子さんも

もうお年というのが一番の理由かも知れませんがね。

 

 

不倫ドラマの映画化「昼顔」の裏で

繰り広げられた

「フツー」のドラマ。

案外見どころありました。

今日はここまで。

★押忍★