ズボラ番長が行く

丁寧な暮らしを送りたいのにぐーたらしちゃう主婦の日々

明石家さんまを知らない人がいる!?テレビ界よ、たけしさんまに頼り過ぎだぞ

★押忍★ズボラ番長です。今日は以前から気になっていた

日本のテレビ業界のやり方について

投稿します。

 

 

先日スタートしたTBS系バラエティー番組

「1番だけが知っている」、ご覧になりましたか?

番組自体を知らない人も多いでしょう。

だって何ら話題になっていませんからね。

 

 

MCが坂上忍森泉

他局の昼の情報番組でも共演していて

いつもどの局でも出ている代わり映えのない顔ぶれ。

 

 

「1番だけが知っている」とは、

その道を極めた“No.1”だからこそ知る
とっておきの物語や驚きの人物を聞き出し、

その類まれなエピソードを紹介するというもの。

 


過去何度か特番での放送され、

今秋からレギュラー放送になったそうです。

この初回放送の目玉企画が気になって

番長はチェックしたのですが、

見終わった瞬間、正直

「テレビ界、終わってんな」と実感しました…。

いや、この人のインタビューが

それを早めてしまったのかもしれません。

 

 

それは、

「芸人界の1番
明石家さんまだけが知っている魂ふるえる話」

というもの。

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これまでのテレビを面白くしてきた

お笑い怪獣・明石家さんま

お笑いビッグ3と言われるビートたけしタモリとの

エピソードをはじめ、

今の芸能界について思うこと

尊敬するビートたけしへの思いなどを

包み隠さず話されていました。

 

 

で、番長、これ見て思ったんです。

初回でビック3の昔話を切り出したら

それは、もう禁じ手よと。

 

 

これから先、面白い話が出るわけがないじゃん。

今のテレビ業界、とりあえず及第点、

というかそれなりの面白さなら

それで良しとする風潮があるように思えます。

だから、面白くない。

だから、テレビから離れていくんです。

 

 

今の中学生は、「明石家さんま」を知らないって

子もいると、先日ネットニュースで報じられていました。

明石家さんまを知らない小中学生が増加も 茂木健一郎氏が若者のテレビ離れを嘆く|ニフティニュース

 

 

そりゃ、さんまさんは

テレビ界、お笑い界を長きにわたり牽引してきた

偉大なお笑い怪獣ですが、

「テレビの今とこれから」を変えていくことが

テレビマンたちには急務です。

 

 

さんまさんの武勇伝を聞き出して

それで番組作りをして、

なんて楽な仕事をしているんでしょう。

 

 

そりゃ、若い子がテレビから離れていくよ。

今を見つめていないもの。

 

 

youtubeに奪われるよ。

番長は、いまだにyoutubeの良さが分かっていないけど。

それは古い人だからね。

 

 

インタビューの中で特に印象に残っているのが、

たけしさんの凄さについて語ったさんまさんが、

27時間テレビの司会を

引き受けるたけしさんは素晴らしい。

古い芸人は沈むと分かっている船にも

乗らなくてはならないときがある。

同じ船に乗っている同じ兵士として戦友として
ものすごくうれしい。

俺たちの時代は付き合った人たちを大事にしながら
あんまりテレビ業界で沈むと分かっている船に

あんまり乗りたくない

我々のキャリアだとこの番組の企画で分かったりする。
ほぼ80%くらいわかる。それを分かって乗る

俺もなるべくそうしてる。
あの時代の二人がそうしてるのはうれしく思う。」

と締めくくった部分です。

 

 

ちなみに、この番組ですらも

「沈みかかっている船」だと

断言しています。(笑)

 

 

「沈みかかっている船の乗る」度胸、

テレビへの恩義、

それでもテレビを好きでいる姿勢、

テレビを作ってきた人だから言える

テレビ界への嘆きと憂いを感じました。

さんまさんは、

それをきちんと笑いに変えていましたけどね。

 

 

今回、さんまさんがインタビューに応じたのは、

レギュラー開始前の「1番だけが知っている」で

ビートたけしさんが

明石家さんまがテレビの時代では1番すごかったというか
ショックだったね。

俺が初めてツッコミに回った方が面白いと思った。」

と語ったことに対して、

さんまさんが

「いや、たけしさんの方が凄いよ」と言う

機会を作りたくて実現したインタビューだそうです。

 

 

初回から大物の力にすがって

話題作りはできたかも知れないけれど、

どうかこれからの日本のバラエティー界には

こんな安直な方法で番組を制作してほしくはない。

 

 

そう強く願う、昭和の40オーバーの

嘆きでした。

今日は、これにて。

★押忍★