ズボラ番長が行く

丁寧な暮らしを送りたいのにぐーたらしちゃう主婦の日々

平成最後のレコ大はDA PUMP「U.S.A」ではなく乃木坂46に!正にこれが日本の音楽業界の現状だ

★押忍★ズボラ番長です。2018年最後の投稿です。

今日は、早速本題に入ります。

 

 

“歌は世につれ、世は歌につれ”とはいいますが、

皆さんにとって、2018年を彩った一曲はなんですか?

 

 

昨夜、発表された「第60回 日本レコード大賞」によると、

今年を代表した曲が乃木坂46の「シンクロニシティ

に決まりました。

(竹内まりやの同名曲ではないよ)

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DA PUMPだと信じきっていたので動揺した中での一枚さ

 

もうね、正直

今年一番のガッカリでした。

こんなことにガッカリすること、

年内に味わうと思っていなかったので

晦日になっても消化しきれていません(笑)

 

 

もう、てっきりDA PUMPの「U.S.A.」だと思い、

テレビの前で受賞の瞬間を撮影しようと

構えていましたから。

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ダンスが激しくてブレブレでごめんね、涙。

 

そしたら、まさかの乃木坂で

「ぇぇぇえええーーーーー」と絶叫したのち

立ち膝していた体が大きく傾きましたね。

 

 

次に口から出た言葉が

「おい、いくら払ったんだい!!」

でした(笑)

もう、大きいお金と権力が

働いたと思われても不思議ではないと思いませんか。

 

 

真偽のほどは確かではありませんが、

2015年に「Unfair World」で

三代目J Soul Brothersが大賞を受賞した際、

所属事務所が1億円を支払っていたと

報道されたのは記憶に新しいところ。

 

 

 

もはや、レコ大が

公正で中立な判断のもとで賞を選んでいないことは

素人目に見ても歴然です。

 

 

こんな庶民の目の前で

「芸能界の闇」が白日のもとに

さらされるようになったのも

平成の最後を飾るにふさわしいと

皮肉の一つも言いたくなります。

 

 

2018年を振り返ると、

6月以降、じわじわと席巻した「U.S.A.」旋風。

 

 

当ブログでは、6月末の登場以降、

計3回、DA PUMPや「U.S.A」について

投稿しました。

 

zubora-bancho.hatenablog.jp

zubora-bancho.hatenablog.jp

zubora-bancho.hatenablog.jp

 

東海地方では、6月くらいには

FM局でかなりヘビロテされてましたし、

 

 

ちびっ子が街で踊ったり歌ったりする姿を

何度か目撃しました。

 

 

ラジオの露出は戦略だったかもしれないけれど、

おかげで老若男女、幅広い世代が

こぞって「いいね!ダンス」と共に

「♪カーモン、ベイビー、アメリカ♪」と

口ずさめるような曲は

乃木坂ファンには申し訳ないけれど、

シンクロニシティ」より

「U.S.A.」だと思うんだよね。

 

 

乃木坂だって、今年海外に進出したり

大躍進の年だったよ。

乃木坂に文句を言ってるのではない、

選んだ大人に物申しているのだ。

 

 

だってさ、記念すべき第60回という

節目の回でさ、

 

 

ピンクレディーが老体に鞭打って

6分30秒という前代未聞の

スペシャルメドレーを繰り広げたり、

 

 

歌手生活20周年のMISIAが素晴らしい歌声を披露し、

視聴者の琴線に触れたりして、

 

 

「やっぱり歌っていいよね。歌の力は大きいな」と

思わせといて、

最後最後に、

大人数アイドルがリップシンクで歌う曲で

締めくくれられちゃうんだよ。

(あ、乃木坂にいちゃもん付けてる、私)

 

 

「U.S.A」がユーロビートのカバー曲だからって

理由は実にナンセンスなんだよ!!

 

 

もう60回を機に止めちまえ!

キリも良いし、

大衆の共感も得られないんだしさっ!

 

 

この賞にどんな名誉があるのでしょう。

 

 

 

ちなみに、日本レコード大賞の各賞を制定、

会を実施する(公社)日本作曲家協会のHPによると、

 日本レコード大賞の選考基準は

作曲、作詩、編曲を通じて
芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、
その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。

 

とされています。

ちなみに、「優秀作品賞の審査基準はといいいますと、

大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、
その年度を反映したと認められた作品に贈る。

 

となっています。

そこには、カバー曲だからNGとは明記されていませんぞ。

 

 

今年亡くなった西城秀樹さんの

「Y.M.C.A」がヒットしたとき、

カバー曲だったという理由で

レコ大にエントリーすることさえも

許されなかったといわれています。

 

 

でも、時代が時代です。

万人に支持を得たヒット曲が

平成最後にようやく生まれたのに

このありさまです。

 

 

もう、

KENZOの涙を返せ~

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まだレコ大発表前なのにスピーチを求められ号泣するKENZO


以前、2012年だったかな、AKB48が大賞をとったとき

日本作曲家協会会長・制定委員長の服部克久さんが

「これが日本の音楽業界の現状です。

楽しんでいただけましたでしょうか」と発言。

純粋な売り上げ枚数ではなく、

握手券や選挙の投票のために

音楽が使われていることへの皮肉だと

当時物議をかもしました。

 

 

ある意味

今年のレコ大は、この発言を上回るほど

大衆の関心を引きつけたのかな、

「レコ大」の名は汚れたとしても

それに代わる話題をかっさらったのかなって

思っています。

 

 

年の最後に吠えまくったけれど

何はともあれ、

これだから芸能界は面白い(笑)

 

 

以上。

長文をお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

それでは、

来年もみなさまの心に

ちょっとの笑いと問題提起をお届けする

ブログになるよう、

精進します。

どうぞお引き立てのほど、

よろしくお願いいたします。

良いお年を!

★押忍★