★押忍★ズボラ番長です。今日は、珍しくいきなり本題に入りますね~。
私、ブログを書き始めてもうすぐ1年になります。
いつも好き勝手なことをこのブログでは吐露していますが、
もともとはライターでした。
メディアに自分の書いた文章が載り、
その対価をいただいて生活しておりました。
なぜ、このようなことを唐突に書いたかというと、
先日、東海地方の地域情報のウェブマガジンを発見したんです。
ここ最近、できたばかりのメディアで内容も充実していて
デザインもターゲット層に合っていて
なかなか楽しいものでした。
もちろん、元作り手だった番長としては
「どんな人が書いて、どんな会社が作っているのか」が
いの一番に気になりました。
「ライター募集」欄があったので早速みてみると、
な、な、何と
報酬なし、ボランティアの仕事だったのです!!!
に、に、にもかかわらず
企画会議とか内容づくりにもがっつり関わる感じ…。
はにゃ、何じゃそりゃ。
もう、完全に「やりがいの搾取」やで(怒)。それは。
本当にライターを軽んじるとしか思えません。
言葉の仕事だからって、
日本人なら誰でも読み書きできる「日本語」を扱うだけだからって
タダ働きとは何事じゃーーー。
っと、久しぶりに怒りで手が震えました。
やりがい=プライスレス、ってのは対価があって
成立するものなんですよ。
それを端から対価を払う気もなくて、
「おしゃれなお出かけスポットを
ちょっと友だちに教える感覚で書いてくれればOKだからさっ
気軽に記事書いてよ!」
なんて、誰がしっぽ振って応じるかーーー。
ライター、なめんじゃないよっ。
いやね、マスコミの仕事って
番長ががっつり現役の頃から、
やりがいの搾取の代表的な業界でした。
今じゃ、口にすればパワハラになってアウトだけれど、
「いい仕事のためなら労力はいとわない」主義の上司、社風、業界だったし、
それでOKな時代でした(今は知らないよ、今でもそんなもんでしょ)
紙媒体と違ってwebは単価が安いとは聞きますが、
報酬を払う気がないなら最初から
「ボランティア募集」って書けば良いのにさっ。
もうかれこれ5年くらい前かな、
番長の周りには今でもフリーランスでバリバリ働く
クリエイターがいるんだけど、
その時分から
「日本語だからって、誰でも書けるでしょって風潮が嫌だ」
ってお嘆きでした。
また、別の知人が出会った
とある制作会社のトップは
「昨今の働き方改革で弊社でも柔軟に働ける人材を確保したい」と
フリーランスのライターととにかくつながって、
仕事が増えた時だけその人たちを稼働させる体制を整えたいと
思っているそうです…。
正社員としてライターを育てる体力がないって事だね。
そりゃ、厚生省もデータ改ざんして、
「日本は今、景気ええでっせ」って言いたくもなるわ。
いかん、怒りが止まらない。
言葉の仕事をなめたらいかんぜよ!
悲しいやらむなしいやらで、興奮冷めやらぬ番長なのでした。
今日は、これにて。
★押忍★