ズボラ番長が行く

丁寧な暮らしを送りたいのにぐーたらしちゃう主婦の日々

政治不信に陥っている人は三谷幸喜監督映画「記憶にございません」を見るべし

★押忍★ズボラ番長です。2週間ぶりの更新です。

5月最後の金曜日、未だアベノマスクは届かず…。

今日は躊躇しましたが、

政治のことにちょっと触れたいと思います。

 

 

あくまで私の意見ですから、

できれば温かく読んでいただきたいです。

 

 

 

今日、ブルーインパルスが東京上空を飛んだと

大きな話題になりました。

医療従事者への感謝の意を形にしたもので

束の間、心が清々しくなる出来事でした。

 

 

多くの人々が青空に注目しているころ、

国会では年金改革法が成立しました。

 

 

こうして大衆の目をそらせておきながら

(しかも良いニュースの影で)

国民の未来がしれっと決められてしまうことに

私は失望と落胆と怒りを覚えてしまいました。

 

 

 

成立した年金改革法は、ざっくり言うと

●パートなどで働く短時間労働者の加入条件で、

これまでの501人以上の規模の企業が対象だった

ものが、51人以上の企業に段階的に引き下げに

なること。

→パート労働者もこれからは年金納めてよ~

 

 

 

●年金受給開始年齢の選択肢の幅を、

現在60歳~70歳から75歳まで拡大すること。

→みんな死ぬまで頑張って働いてよ~

 

 

 

って決まったみたいです。

ほかにも変わった所はあるようですが、

もう激おこプンプン丸ですよ(もう古い?)

年金制度は崩壊しないけど

あなたたちの老後がほぼなくなるよ~って

言っているようなものです。

 

 

www3.nhk.or.jp

(いつか消えちゃうかもしれない記事ですが参考まで)

 

 

 

コロナで世間が大変な時に

検事の定年を延長しようとしたり、

何かを目くらましにして

大事なことを決めてしまう

最近の政府のスタイルは

ルール違反ではないけれど

不信感が募って当然でしょう。

 

 

ひとつ伝えておきますが、

ブルーインパルスが良くないと

言っているわけでは全くありませんので、

みなさま誤解なきように。

 

 

最近の国会って、

なぜこれほどにも国民感情

逆なでするのでしょう。

真っ先に目を向けてほしいのは

コロナで大きな痛手をくらった

経済への補てんだったり

教育や医療や文化など、

多方面の万全な立て直しであって

「そこじゃないんだけどな~」

って感じ。

※あなたが上司や会社に嫌悪するのも

こういった視点ではないでしょうか?

 

 

内閣支持率29%とダダ下がりするのも

当然の結果でしょう。

 

 

こんな低い支持率、

実は日本映画の中でも存在していました。

 

 

支持率2.3%の総理大臣

がいるんです。

 

 

これは、映画「記憶にございません」の話です。

f:id:zubora-bancho:20200529173600j:plain

内容を公式HPから引用しますと…

国民から嫌われ、史上最低の支持率2.3%を叩き出した総理大臣・

黒田啓介。ある日、一般市民の投げた石が頭に当たり、

記憶喪失になってしまう。金と権力に目がない悪徳政治家から、

一夜にして善良で純朴な普通の「おじさん」に変貌してしまった啓介。

国政の混乱を避けるため、記憶喪失の事実を知るのは、

直近の秘書官3名のみ。国民はもちろん、大臣たち、家族にさえ、

記憶を失ったことを隠し、秘書官たちに助けられながら、

ギリギリなんとか日々の公務をこなしていく……。

というもの。

※ここからはネタバレになるので知りたくない方は

ここまで!DVD見てね。

 

 

家にいてばかりの今年のGW、

DVD発売当日に待ち望んで鑑賞しました。

いや~、実に面白い。

コロナ禍を忘れられるほど

絶妙なタイミングで三谷マジックにかかり

笑ってばかりでしたし、

目が離せませんでした。

 

 

現在の安部内閣を滑稽に風刺していますが、

今の政権と主人公が違うところは、

記憶をなくしたことで

「政治とは何か、政治家はどうあるべきか」

を自らの意志でゼロから学び、知り、

実行に移し、生き方と政治を改め直そうと

したことでしょうか。

 

 

よく総理が会見でリアルに

「スピード感を持って」っていうけれど、

ぜひ劇中の中井貴一を見習っていただきたい。

 

 

でも、安倍さんもこの映画見ているんだけどね

あまり効果なかったみたい…。

www.toho.co.jp

 

 

まだ意気揚々と外出できないこのご時世、

皆さんもこの作品で笑いながら

今の政治に足りないものを見つけてみませんか。

 

 

というわけで、映画の話はここまで。

 

 

29%と低い支持率でも国の未来は待ったなし!

リーダーにはもっと国民に目を配ってほしい。

そうすれば、天高く飛ぶブルーインパルス

みたいに支持率も上がるかもよ。

 

 

私、政治は疎いけれど今日のことは

放っておけなかったのでした。

では、これにて失礼。

★押忍★