ズボラ番長が行く

丁寧な暮らしを送りたいのにぐーたらしちゃう主婦の日々

4月10日まで開催のゴッホ展に行ってきました

★押忍★ズボラ番長です。春の気圧の乱高下に

絶賛、振り回されまくっています。

 

 

不調でないときに出かけないと

春を堪能できないと思い、

 

 

名古屋・伏見の名古屋市美術館

4月10日(日)まで開催中の

ゴッホ展」を見に行けました。

(行きましたではなく、行けました)

f:id:zubora-bancho:20220408171743j:plain

この写真を撮るのも後続の人がいるので集中していられなかった

日時指定予約制を設けているので

ゆったり鑑賞できると思っていましたが

会期終わりとあって

すごい人。完全に舐めてました。

 

 

まん防明けの晴天&春休み、

美術館のある白川公園では、

木下大サーカスが開かれていて

混んでたー

春の陽気に誘われて

大声で叫びながら自転車こいでる

変なおじさんもいて

ある意味「春」を感じました

 

 

さて本題。

私はゴッホが結構好きで

波乱に満ちた人生と

飛びぬけた人となりを知って以来

目が離せなくなりました。

 

 

今回の展覧会の見どころは

16年ぶりに来日した最後の傑作

<糸杉>ですが、

 

 

私はそれよりも

晩年療養院に入っていた時に

その庭を描いた

<サン=レミの療養院の庭>に

心惹かれました。

 

 

色使いや油絵の立体感に

悲しみやら生きる衝動やらを

勝手に感じ取ってしまいました。

 

 

展示数も来場者も本当に多く、

皆、作品の前からほとんど動かない。

そしてマスクをしているので息苦しく

山場を迎えるころには

酸欠状態でした。

 

 

本当は<種をまく人>を

もっとじっくり見たかった~

 

 

ゴッホの短い画家人生で

「同じ人が描いたのか!?」と思うほど

作風が時の流れによって違うところも

スゴさであり、人を惹き付ける魅力ですが

明るさ(太陽)を求めた描いた作品は

狂気ともとれるような黄色やオレンジの

使い方に目を奪われました。

 

 

 

ネタばれになりますが、

展示のクライマックスに

<糸杉>があるのですが、

運良くド正面で見ることができて

感動しました。

 

 

感動の余韻に浸っていたら

いわゆる「老害」に出くわしてしまい

台無しに…

 

 

出口からおじいちゃんが

再入場してきて、学芸員さんが

当然止めようと声を掛けました。

 

 

その一連のやりとりがこちら。

 

 

学)すいません、一度退場された方は

入れません

 

 

老)もう一度みておきたいからさ、

 

 

学)パネルにも出口を抜けると

再入場できないと書いてあります

 

 

老)でも「ここで終わりと

書いてはいないだろ、終わりと書けよ」

 

 

ENDとか書いとけよ、このアホ!

 

 

学)アホですか~(相当動揺)

 

 

老)そうだよ、アホ!

そう吐き捨てて翁は

観覧する人の中へ消えましたとさ

 

 

 

この翁、身なりはとてもきちんと

していました。コロナのせいか、

何なのか自分の思う通りにならないと

イライラするのはわかるけど

公衆の面前でアホはないよ。

 

 

ゴッホもがっかりしてるぜ~

 

 

後味の悪さの反動で

展示会オリジナルグッズを

予想以上に買ってしまいました。

 

 

それも春の思い出

ということにしておきます。

 

 

皆さんにも共有してしまって

すいません。

でも未だに忘れられない。

作品より衝撃的だったかも。

 

 

この週末もそのような事態が

起きることなく

会期が無事終わりますように。

 

 

それでは、今日はこれにて。

良い週末を。