ズボラ番長が行く

丁寧な暮らしを送りたいのにぐーたらしちゃう主婦の日々

名古屋市緑区の有松絞りまつりに行ったゼヨ!

★押忍★ズボラ番長です。今日は、梅雨前の貴重な晴天!ということで、初夏のレジャーも出納めかな。名古屋市緑区は有松で開催されている「有松絞りまつり」に行ってきました。

毎年6月の第1土日に開催されるのですが、番長PMSによる体調不良と重なってこれまで行けなかったのですが、念願かなって初めて足を運びました☆

遠かったけど、行って良かった!!

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東海道に映える80本の絞りがタペストリーとなって出現!

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街のいたるところに絞りでできた「ありまつ」暖簾があったよ!

旧東海道と古い町家が続く街並みは江戸時代から今に伝えられ、実に風情がありました。絞りの浴衣に身を包み歩く人たちも多く、番長も欲しくなったけど、番長が着物着たら婦人会の盆踊り大会になっちゃうのよね。

日本の伝統工芸「有松絞り」。400年以上続く絞り産業は、町の文化とともに栄え、今も人々を魅了しています。細やかな絞りの技法の種類は数多くあるものの技術を習得した職人さんが高齢化を迎えている現状もあります。今日も、駅や街頭で女性の職人さんが実演していました。

番長が特に楽しかったのは、普段は入れない商家の一般公開ですね。有松絞りの開祖竹田庄九郎の流れを汲む竹田嘉兵衛商店では、普段は卸業をしていますが、まつりの来場者に浴衣や着物のお見立てもしていました。たくさん反物があってその美しさに見とれました。

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竹田嘉兵衛商店の軒先にあった絞りの数々。奥にはより繊細な模様で高級なものが!

竹田邸の中庭が本当に美しくて、新緑がまぶしかった。あ、数々の絞りの着物の中には、若手女優の吉岡里帆さんが紅白歌合戦で審査員をした時に着用した絞りの着物もありました。

次は竹田邸の近くで、これまた古い商家で名古屋市の指定文化財に指定されている「岡邸」も特別に開放されていたので入りました。こちらは少し昭和の風情も残っていて懐かしく感じました。

絞りのほかにも、有松は山車(だし)の文化も根付いていて、有松地区では3台の山車を有しています。本来は秋に行われる秋季大祭が山車の本番となるのですが、この祭りでも地元の方によって披露されていました。

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山車の前にいるのは、たぶん有松の隣町は鳴海の神様「猩々(しょうじょう)」だよ

街並み散策の途中に、体験ブース(番長行ったらもう終わってたけど)や屋台村があって、大人も子どもも楽しめます。明日までなので、ぜひ行ってみて!

★押忍★