★押忍★ズボラ番長です。名古屋は今日、アツい!
観測の統計が開始された1890年以来初めて
40℃を超えたのだ!
もう、ちんちこMAXだよ。
(ちんちこちん=名古屋弁で熱い、暑いの意)
陽ざしがジャックナイフやで。
もういつから暑いんだ?
って思うくらい熱波に包まれたような
毎日ですが、
1カ月前の名古屋では、
こんな出来事がありました。
老舗百貨店「丸栄」の閉店です。
まだ1カ月しか経っていないのね。
そういや前に丸栄についてこんな投稿しました。
そんな「丸栄」最後の3日間に密着した番組が
今夜、NHK総合午後10時45分に「ドキュメント72時間」で放送されます。
※オンエア直前まで11時って書いてました、タイトルも。すいませんm(__)m
「人々が行き交う街角で、3日間。
同じ時代にたまたま居あわせた私たち。みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く?」
がキャッチフレーズのこの番組。
さまざまな人間模様、街と人が描く「今」が
浮彫になっていくのがこの番組の魅力ですよね。
どんな内容になるんだろ。
少なくとも番長の体感だけど、
丸栄はホント、客の年齢層が高くて高くて…。
中年以下の世代を見たことがないってくらい。
シニアに人気の百貨店でした。
しかも、にぎわっているのは地下の食料品売り場だけで、
上層階は誰っもいないんだよ。
だから、トイレが意外に穴場でね。
番長は地下で野菜買うのと
トイレのためによく利用してました。
ま、上層階に客がいない百貨店は、
丸栄だけではないけどね。
特に平日は
名古屋の栄地区の百貨店、三○、松○屋、
どちらも地下フロア以外に人がおらん
(=いないという意の名古屋弁)
番長、勝手に危機感を覚えています。
かれこれ5年くらい(いや、もっとか)…。
この状況をただ「時代」のせいにするのは
ちょっと身勝手すぎるというか
悲しいなと番長は思います。
かと言って、番長は経済コンサルタントではないので
「百貨店の来客アップの打開策は何?」と言われても
何も言えず歯がゆいのですが、
できるだけ足を運び、
できるだけ美味しいものを買って食べて
お金を落としていきたいし、
お金を落とせるように働きたいと
個人的には考えます。
さて、「丸栄」の閉店について話を戻しますが、
番長、丸栄閉店の3日前、6月28日に足を運びました。
これがもらいたくて…。
丸栄のショッパーです。
ロゴの大きさも入り方も、
すでにめっちゃ折しわ入ってるけど…。
(大事にしたい気持ちだけは1人前のズボラ番長さ)
閉店3日前の生鮮食品売り場は
皮肉にもすごい人で、
品物がなくなっている棚もあって、
でもそれに反比例するように
人であふれていました。
閉店の日は行かなかったけど、
報道で丸栄の閉店後にシャッターを下ろす様子を見ました。
そこで番長はちょっと違和感を覚えたことがあります。
最後にシャッターが下りて、
受付の人やスタッフがお辞儀をする中、
それを見守る人たちが
こぞってスマホで写真を撮る様子。
あれ、なんだか嫌だったわ~。
なんだか閉店という出来事を
「他人事」として捉えているような
感じがして…。
今は記憶にとどめるより
記録に残すことを優先するのね。
なんか寂しいわ。
番長が生活する街に
丸栄という「昭和」や「時代」を象徴するものが
なくなってしまいましたが、
「街は生き物」であり「街は変化するもの」。
ここ最近、栄の街の再開発の足音が
少しずつ聞こえてきました。
地下街のリニューアルをはじめ、
数年でテレビ塔やその周辺のセントラルパークも
再整備が行われると言われています。
番長、街が新しくなるのは楽しみではありますが、
人工的になるのは個人的に好きではありません。
ま、番長も古い人なのかしらね。
「街を活かすも殺すも人」なのかな。
時代が次の段階に移り変わっている感覚を
ここ数年ひしひしと感じる番長です。
皆さんも「ドキュメント72時間」で
時代と街と人の間の空気感を
この目で確かめてみてはいかがでしょうか?
それでは、土日も暑くなるようですが、
どうぞ良い週末を!!
★押忍★