★押忍★ズボラ番長です。久々の投稿ですが
お付き合いください。
ここ数カ月は活動的に動けています。
断酒の効果で元気を取り戻しつつあるのかな?
さて、新緑が美しい季節ですが
備忘録としてどうしても書いておきたかった
ので、今さらながら3月末の出来事を書きます。
私はマイナーな映画を見るのが好きで
3月に名古屋パルコにある
センチュリーシネマで
「14歳の栞」を鑑賞しました。
この映画、いわゆる芸能人・著名人が
出演しているのではなく
ごくごく普通に生活している一般の
中学生に密着したドキュメンタリー映画。
2021年の春に東京で初上映されましたが
全国で再上映の声がかかり
今年の桜の頃には
各地の映画館で上映されていました。
とある中学校(多分、関東地区)の
2年6組の3学期に、
クラス全員ひとりひとりに取材・密着
して等身大の14歳の姿を映し出していました。
私はたまたま2022年暮れに
SNSで作品を知り、内容のダイジェストを見て
泣いてしまいました。
14歳の私と同じことを考えている子が
3人くらいいたのです。
私の14歳は平成初期だったけど
令和になっても考えていることは
同じであることに衝撃を受け
全編見届けたいと思ったのです。
おちゃらけていても
中身は色々考えている子、
友だちと一緒にいても
友人がいらないという子、
教室に入れなくて保健室に通う子、
大人の世界を達観している子…。
14歳という大人になりそうで
子どもの要素も残っていて
アイデンティティーを探して
生きている様子は昔も今も
変わらないと感じました。
マスク生活ではなかったので
コロナの前に撮影されたようですが
今の彼らはきっと高校卒業する
ころかなー?
本当に真綿のようにフワフワした
触れたら壊れてしまいそうな心を
持った子ばかりで
2023年の今、その心をどう変容
させて現実と向き合っているのか
興味が湧きます。
この映画、来年も多くの人たちの目に
触れていただきたい。
大人も同世代の人も
親御さんも教育関係者も。
14歳の目に映る世界は
大人が思っているより深くて広いよ。
このような挑戦的な作品を
世に届けてくれた制作陣の方々、
そして14歳だった2年6組の皆に
お礼を伝えたいです。
というわけで、今日はこれにて。
寒暖差にお気をください。
★押忍★